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 頑張る福島

10/31/2012

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追伸
上記の記事の承諾を得るため井上さんに連絡を取りましたら、素敵な写真と下記の文章が送られてきました。「花や生き物は、いつもと変わらずにその姿を見せてくれる傍らで、草木を苅り、表土を剥ぎ、腐葉土を捨てなければならないことに切なくなることがあります。」 普段知ることが出来ない放射線除染作業員のつらさです。

福島市で住宅除染作業をしている吾妻祥彦さんとの会話で一番心に残っているのは、「原発事故発生後一年半経った今なお福島に住み続けている人たちのほとんどは、自分の意思で残ると決めた人たちだ。」という言葉です。放射線被爆に関する情報は民間団体が多々提供しおり、その情報を元に自分達がさらされている危険を吟味した上で、福島で頑張り続けることを決めた人達だそうだ。吾妻さんの同僚の井上美保子さんには、年頃の娘がいる。「娘さんが身ごもったら、どうされますか。」という私の質問にも、娘次第だが他県への引っ越しを強制しないと答えられた。

吾妻さんが暮らす飯坂町は、原発から66キロ離れている。飯坂小学校での10月30日現在の放射線量は0.118µSv/hだった。国際放射線保護委員会が勧告した「復旧期」の基準範囲内だが、「平常時」の値にはすれすれで達していない。近くの子どもの遊び場の愛宕山公園は0.57µSv/hと数値が上がっているのを見ると、飯坂町で生活を続けていて大丈夫なのだろうかと不安が残る。

そんな飯坂町の農家への風評の影響は、計り知れない。放射性物質は地表に堆積しているので、根が深い果物の木から収穫された農作物には影響が及ぼされていない。写真の桃とぶどうからは放射性物質が発見されなかったそうだ。しかし、それは収穫物のほんの何個かのみを測定した結果なので、消費者に安心を与えるには不十分だと、吾妻さんは語る。飯坂町の農作物を安心して食べてもらうために、全数検査をし、その結果を一箱一箱に入れて出荷しよう。そんな希望を託して、吾妻さんと井上さんは「夢ファームふくしま」を立ち上げた。放射線量測定器(定価だと500万以上する)をすでに購入し、飯坂町の農業の復旧に励んでいる。

震災前は「普通の会社員だった」と語る吾妻さんに始めてお会いしたのは、今年の8月。愛犬を亡くされた翌々日で、哀惜のあまり食事も喉を通らないほどだった。思いやりが人一倍深い吾妻さんと、しっかり者の井上さんと交流しながら、他県/国外に住む私達が福島県民に対してどんな支援ができるのか考えていきたいと思う。第一に福島の状況の把握からだと思い、ここに簡単に紹介させてもらった。
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    巓洋

    三代続いた酒蔵の家名を受け継ぎ、「山頂から見守る大洋」という名に恥じぬ芸術家になろうと歩んでいます。

    看護師として様々な異文化に触れることができました。だから、ニューヨークのHIV感染者、インディアン保留地と北極圏に住む原住民、旧ソ連共和国の結核診療所の看護師、東日本大震災被災地の住民が、私の心の師匠であり、その方々との交流が『命の創作』の源です。

    同情に左右されず、共感、理解から物事を判断する力を、看護師として育んできました。生活習慣、価値観の違いの奥には、人種を超えて共通な人間性があります。その人間性を色んな角度から浮き彫りにした私の作品を通し、他国民への理解を深め、人としての『己のあり方』を振り返る機会を与えることができればと願います。

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