巓洋 TENYOH
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我が家のペンキ塗り、疲れました。

6/12/2013

2 Comments

 
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日本でも自宅の修繕を自分で手がける人が多くなってきているみたいですが、アメリカほどではないのではないでしょうか。家の外壁の塗り直しをしながら、「これだけ大変なら、アパートに住んでいる方が気楽でいいな。」とつくづく思いました。

写真は北側の外壁。ヒョウと強風に晒されたペイントは、かなり剥がれてきていました。

(下記のRead Moreをクリックすると、このブログが継続されます。)

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11年前に外壁のペンキを塗り直した際に、薄片状のペンキを剥がすのに1週間以上かかりました。今年は高圧洗浄機をレンタルして、一番たいへんな仕事を容易にしました。

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67歳のギャリーさんは屋根に登るのを断ったのですが、「私が支えるから大丈夫よ。」と奥さんに励まされ登ってくれました。もしろん、片目が盲目の奥さんを屋根に登らせる事はしませんでした。二人の愛に感謝です。

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ペンキが4、5年で剥げてきたのは、風化した木材表面を削らなかったからでした。同じ間違えを繰り返さないように、今回は研磨機で処理を行いました。

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手伝いに来てくれた75歳のアンさんには、クッション付きの椅子を準備してあげました。手が震えているにも関わらず手伝いに来てくれた気持ちを、本当に嬉しく思いました。

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焦茶のペンキをベージュ色の部分から拭き取っているケンさん。「こんなとこ、誰も見ないよ。」と言いつつ、丁寧にしてくれました。

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友達が手伝いに来てくれたのですが、7割型自分一人でしました。6月なのに異常に寒くてセーターと下ズボンを重ねての格闘でした。

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完了するのに2週間かかりました。「『ペンキよ。長持ちしてくれ!』踊りをして祝おうよ。」と友達を誘っても、さすがに乗ってくる人はいませんでした。

ペンキの塗り直しに取り組みながら、「コミュニティーとはなんだろう」と考えていました。数年間にアンさんの家のペンキ塗りをしたときに、私が友達を集めて手伝いにいったのを本人は覚えていてくれました。だから、歩行器に頼らなければならないほど足腰が弱くなっているのも関わらず、アンさんは手伝いにきてくれたのでした。奥さんと屋根に登ってくれたギャリーさんの自宅の地下は、10日ほど前の豪雨で水浸しになってしまいました。もちろん私はペンキ塗りの作業を中止して水履きの手伝いに行きました。今日明日は隣人の犬の子守りです。人にお願いする事が多い私なので、手伝いでお返しが出来る事が励みになります。

互いに手を差し伸べあって暮らす昔ながらのコミュニティーの再生には、現代人は忙しすぎるのでしょうか。災害時には集ってそれが出来るが、平常時には難しい。「それが人間だ」とは諦めたくない。

「自分が出来る小さい事から始めなくては」とつくづく感じます。
2 Comments
Ken-san
6/12/2013 02:51:06 pm

I couldn't have said it any better!

Reply
Bottled Jellyfish link
9/14/2023 02:06:11 pm

Thank you for taking the time to share this

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    巓洋

    三代続いた酒蔵の家名を受け継ぎ、「山頂から見守る大洋」という名に恥じぬ芸術家になろうと歩んでいます。

    看護師として様々な異文化に触れることができました。だから、ニューヨークのHIV感染者、インディアン保留地と北極圏に住む原住民、旧ソ連共和国の結核診療所の看護師、東日本大震災被災地の住民が、私の心の師匠であり、その方々との交流が『命の創作』の源です。

    同情に左右されず、共感、理解から物事を判断する力を、看護師として育んできました。生活習慣、価値観の違いの奥には、人種を超えて共通な人間性があります。その人間性を色んな角度から浮き彫りにした私の作品を通し、他国民への理解を深め、人としての『己のあり方』を振り返る機会を与えることができればと願います。

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